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太陽の塔 読了。


太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
(2006/05/30)
森見 登美彦

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ペンギン・ハイウェイを読んだ流れで再読。
いわゆる森見さんっぽい小説。僕は「きつねのはなし」から森見さんの小説に入ったのでむしろ「文章が整っている人だな」から「色々書ける人なんだな」に変わった小説。話の流れは、京都を舞台に失恋した、もしくは失恋未満の大学生たちが繰り広げる妄想談義。この一言で終わらしてしまうのはどうかと思うが、その通りだからしょうがない。
森見さんが良く書く腐れ大学生は自分が考える「大学生みたいな生活とはこんなもん」だと思う。なぜか人が集まる場所に適当に知り合いが集まって遊んだり無駄話をしたり、ものを食べたり。別にひとつひとつが特別じゃないし、このままこの生活が続いたらそれはそれで困るけど、まぁ楽しいよなみたいな日々。こういう「大学時代しか味わえない大学生活らしさ」がみえる話が結構僕は好きで、その流れで「もやしもん」とかも好きだったりします。
僕は大学とか高校ってやつは、無駄と暇と回り道があるから面白いわけで、経済活動的な価値観以外を主要における稀有な期間だとも思います。別に社会人になってからでも経済活動的な価値観以外を主要における人はたくさんいるしそうであるべきなのですが、どうしても生活の少なくない部分を経済活動的な仕事に費やす必要があるわけで、つまり僕は他を放り投げているから色々私生活が大変なわけです。
閑話休題。
太陽の塔は腐れ大学生の生活に焦点をあてながら、世間一般には認められないけどある意味楽しい生活の日々を著者なりの表現方法で書いているのだと思う。そんな生活が別に悪くないんじゃない?と思われた時に「ええじゃないか運動」が小説同様カタルシスとして発生するのでないでしょうか。小説で展開された「ええじゃないか運動」は僕らでもみんなで何かをやり遂げる最中に起こっていることだと思います。
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